き楽寄席(2008年 5月)

平成20年5月31日(土) 笑福亭小つる、桂しん吉

き楽寄席プレゼント当せん発表

今回のき楽寄席では、プレゼントが有りました。

上方落語協会のオリジナルグッズのハッピ型ソフトストラップで、襟に笑福亭小つるの名前入りです。これは実はしん吉さんのブログで紹介されていて、「これいいっすねー。師匠のんは無いの?」と小つる師匠に言っていましたら、わざわざ注文して作って持ってきてくださいました。

希望される方にはアンケートにその旨書いていただいて、後日抽選の上お送りするという形でプレゼントする事にしましたが、もし希望者が2名だったら私も手に出来たのですが、望みかなわず多数のご希望を頂きましたので、後日、私の娘にくじ引きをさせて当選者を決定いたしました。

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金沢市N町のMK様、金沢市K町のMT様、金沢市W町のKH様。おめでとうございます!!(羨ましい!!)

まだアンケートにご記入頂いた内容の整理が出来ていませんで、住所録が整理できてから発送いたします。お手元に届くまで今しばらくお待ちください。次回7月のき楽寄席には間に合うようにお送りする予定ですので、当選された方は、7月のときに是非見せびらかしていただきますように。要は、必ず来てね(笑)。

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き楽寄席のお囃子

実は、うちの会では小つる師匠の出囃子「だんじり」のとき、私が摺鉦(あたり鉦)を叩くのが恒例になっています。

初めてやらされたのが2005年の会のときでしたかね。意外かもしれませんが、うちの会のように出演者が少ない時には、舞台袖の下座ではこれから出る人も出る直前まで自分の出囃子の演奏をしているんです。例えば2005年の時には、勝正子さんが三味線を弾いて林家市楼さんが太鼓を叩いて、小つる師匠が出る直前まで鉦を叩いて「だんじり」を演奏していたんですが、私が師匠の出を舞台袖で見送りに立っていたら、小つる師匠が自分で叩いていた鉦を私にぽいと渡して、叩けと。無理ー!!とは思いましたが口には出さず、一座の座長が言うてるんだから下手でも構わんのだろうと腹をくくってやりましたとも。まぁその時の録音の出囃子の部分は今でも聞きたくないですわ。

それ以来、私の仕事の車の中には練習用に鉦に見立てたガムテープと割り箸が備わっているんですが、稽古の甲斐有って、今ではだんじりに限れば、まぁなんとかなってきたかなーと。ただ今回は、最初の出がだんじりとは違う出囃子「晒しくずし」で、予習していなかったのでだんじりと同じ叩き方でごまかしましたが、恐る恐る演っているのが聞き取れたのではないでしょうか。

実は、前回の昨年12月の会では、お茶子さんを勤めてくれた葉さんが、楽器をぽいの洗礼を受けました。この時は松五さんが太鼓、私が鉦で、師匠が拍子木を叩いていたんですが、出る直前にその拍子木を葉さんにぽいと。そして叩けと。まあ、葉さんもなんとかやってました。これねえ、結構癖になるのです。楽しいんだ。

で、今回。うちのスタッフの着物仲間で手伝いもしてくれているひろちゃんが藤舎良寛さんという名前で笛もやっているので (こんな感じ)、彼女も出囃子に参加できるもんかどうか、今回はしん吉さんが笛をなさるし、袖で勉強させてやってください、とお願いしたところが、しん吉さんがどうせなら私が高座にいるときに演ってくださいよ!!と仰って、急遽楽屋で譜面を書きながら稽古してくれて、しん吉さんの高座が終わって下がる時の「中入り砂切」というお囃子の笛を、この彼女がやってくれてました。

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私も知らずに客席にいたら違いは判らなかったと思いますが、演者が違うと知って聴くと、音の違いが面白い!! 元の流派の違いとかなのか、男性と女性の違いなのか、柔らかくて優しいんですよね。聞き慣れた寄席囃子の中入り砂切とは違って、これはこれで良いもんでした。中入り休憩が終わって、後半開演前の「砂切」はしん吉さんの笛で、力強い音でした。

これねえ、もしかして違いに気付かれた方がいらしたら是非感想を聞かせていただきたいと思います。

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き楽寄席盛況御礼

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5.31のき楽寄席は、お陰様で盛況でした。有難うございました。今回のき楽寄席には、百数名のお客様にお越し頂きました。

演目は、「江戸荒物」小つる、「天災」しん吉、「天神山」小つる、の三席。意外に上手い小つる師匠の江戸弁と、ほんまもんの江戸っ子が来て慌てる男の表情が可笑しかった江戸荒物。故吉朝師の口ぶりも感じさせながら、テンポが気持ちいいしん吉さんの天災。へんちきをやらせると上手いなー、地か?(笑)と思わせてくれた小つる師匠の天神山。今回も、どれも楽しませてくださいました。

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葛の葉伝説ってご存知ですか?

葛の葉伝説をご存知でしょうか。「葛の葉」と言う名の美しい娘が男と恋仲になり子をなすが、葛の葉は実は狐の化身であり、その事を悟られて姿を消し、のちに人と狐の血を引くこの子が不思議な力を現すようになるというお話です。この伝説をテーマに、地唄や説教節から小松左京や手塚治虫によるものまで、様々な物語が作られています。中でも有名なのが人形浄瑠璃(文楽)の「蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)」と、これを元にした同題の歌舞伎。あらすじを紹介しますと・・・

跡目を争う政敵の謀略により、恋人「榊の前」を眼前で自害に追いやられた「安部保名」は、榊の前の小袖を身に纏い、亡き人を追い求めて狂ったようにさまよい歩く。そんな保名の前に偶然現れた榊の前の妹「葛の葉姫」は姉と瓜二つで、保名は姫に抱きつこうとする。これをとどめた周囲のものから事情を聞いた姫が優しい言葉で保名を慰めると、彼は正気に戻った。葛の葉姫と保名は、お互いに惹かれあった。

あるとき、保名は姫の父に結婚を願い出た。しかしそのとき突然、狩りの鳴り物が聞こえ、白狐が逃げてくる。保名はとっさに狐を匿い、姫らを逃がすが、狐を狩り損ねた男「悪右衛門」は保名に暴行を加える。この悪右衛門が実は榊の前を自害に追いやった政敵の一味で、葛の葉姫にもしつこく言い寄っていた男であった。

にくき悪右衛門にいいように打ちのめされてしまった保名は悔しさのあまり自害しようとするが、戻ってきた「葛の葉」に留められて思いとどまり、阿倍野に行って二人で暮らす事にする。

保名と葛の葉が阿倍野に隠れ住んで六年、二人の間には男の子も産まれ「童子」と名付けて育てていた。その保名の元に、葛の葉姫の父が保名を尋ね当てて訪れた。姿を消した保名を思うあまりに病に伏していた姫が元気になったので、保名との結婚を認めるつもりで尋ねてきたのだと。

保名は驚いた。葛の葉と葛の葉姫。二人の葛の葉。

夫がどうやら事情を知ったと悟った妻「葛の葉」は、眠っている我が子に乳を含ませながら、涙ながらに語る。「六年前に信田の森で助けてくれた保名の恩に報いようと、葛の葉姫の姿を借りて尽くしてきましたが、正体を知られた上からは、一緒に暮らすことは出来ません。あなたは、所詮狐の子となじられぬ様、立派な人になりなさい。」妻であり母である葛の葉は、なんとあの白狐の化身だった。夫への書置きを障子に残して、葛の葉は出て行った。

「恋しくば 尋ねてきてみよ 和泉なる 信田の森の うらみ葛の葉」

保名は童子と共に信田の森まで葛の葉を探しに行くが、現れた葛の葉は、しかし阿倍野に戻ることはせず、童子の身を守ることを誓うと、狐の姿に戻って茂みに消えた。

・・・
数年前にブームになった「陰陽師 阿部晴明」は、この童子の後の姿だと言われています。

どうでしょう、人形浄瑠璃(文楽)を歌舞伎を見たい!!と思いませんか?
魅力が私の文章で伝わるかなと心配ですがね。私も歌舞伎、文楽共に未経験なんですが、この葛の葉の物語は見てみたいなあと。これをテーマにした、小松左京氏や手塚治虫氏の作品も読みたいですね。

そして、このドラマチックな物語が落語になるとどうなるか?
落語「天神山」の後半は、この葛の葉伝説が元となっています。

5月31日のき楽寄席では、小つる師匠の天神山がかかる予定です。
お楽しみに!!

私はねぇ、落語が描く飾らない人間像って、やっぱり好きですねえ。

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5.31(土)笑福亭小つるのき楽寄席、チケット発売開始

5月31日のき楽寄席ですが、チケットを以下の各プレイガイドで発売開始しました。

・石川県立音楽堂チケットボックス (076-232-8632)
・香林坊大和プレイガイド (076-220-1332)
・山蓄プレイガイド 香林坊109店 (076-220-5020)
・山蓄プレイガイド めいてつエムザ店 (076-260-2431)

代金引換郵便での発送もお受けいたします。代金引換郵便は、代金引換手数料250円+送金料金120円+郵便料金80円の経費が掛かりますが、このうち送金料金と郵送料は当方で負担いたしますので、お客様には代金引換手数料の250円をご負担ください。ご購入いただくチケット枚数が複数になっても、お送り先が同一でしたらご負担いただく手数料は一律同額の250円で結構です。

5月24日(土)まで受付いたします。以降は、郵送での受け渡しが間に合わない恐れも有りますので、プレイガイドでご購入いただくか、残席状況をお問い合わせの上、当日にお越しいただいて当日券をご購入ください。お申し込み・お問い合わせは、私宛にご連絡ください。メールはこちらからどうぞ

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5.31(土)笑福亭小つるのき楽寄席です!!

お待たせいたしました。次のき楽寄席が決まりました。
5月31日の土曜日、午後2時から石川県立音楽堂地下の交流ホールです。

今回の出演は、笑福亭小つる師匠、桂しん吉さんのお二人に、三味線の勝正子さん。

毎度おなじみ笑福亭小つる師匠は、只今50歳で芸歴33年。
ホームページはこちら。http://kotsuru.shofukutei.com/index.htm

桂しん吉さんは、29歳で芸歴10年。
吉朝さんのお弟子さんで、大師匠米朝師の宅での内弟子も経験されたとか。
ホームページはこちら。http://k-shinkichi.net/

ネタは決まっていません。どんな噺を聞かせていただけるか、楽しみです。

公演の詳細はこちら。
http://homepage2.nifty.com/kanazawa-rakugo/kirakuyose/200805/

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